太陽光発電_奮闘記





[-] 1. 2022/12 焼却炉

ドラム缶式焼却炉のロストル(灰受け)がチャチくて(目が荒く)、灰が底にたまり、 空気の流れが止まり、ゴミが燃えにくくなる問題があります。

対策としては、「もう少し細かい目のロストルを使う」のが良いのですが、 ネットでは9,000円もするので、断念しました。

底の空気穴を火掻き棒などで突いて空気の流れを良くするのが、とりあえずの 回避策です。

[-] 2. 2020/06 雑草対策(7)

[-] 2.1. 前回の対策、その後

[-] 2.1.1. 1号基の防草シート張り、その後

幸い、張った箇所は効果がありました。

前回、シートが不足していたので、新たに購入し、最後まで張りました。

実はまだ側面やパネルの下は残っているので、プロの目からは「不合格」 なのかもしれないのですが、幸い、パネルの下は日陰のため雑草も弱々しく、 発電には影響ないレベルです。

[-] 2.1.2. 2号基を覆っている竹の伐採、その後

数十本ほど、細長く伸びている竹。

まだ枝と笹の葉を広げる前だったので、切るのは簡単でした。

絶好の機会だったことになります。

これがあと2〜3ヶ月遅れていたら、完全にまた竹の森に逆戻りになっていたことでした(怖っ!!)

今回、1m切り(後述)を意図的に行いました。さて、効果のほどは、数年後に分かるかと。

[-] 2.2. 今回行ったこと

[-] 2.2.1. 1m切り

竹を絶滅させる切り方があるとのこと

リンク: TODO

今回、それを意識してすべて切ったことでした。

果たして、数年後どうなることやら、乞御期待。

[-] 2.2.2. アジサイ

とりあえず4株買って法面に植えてみました。

6月末はもうシーズンも終わりで、ホームセンターでも売ってないところがあって あせったのですが、幸い現地近くのホームセンターではまだ売っていてセーフでした。

果たして、土砂防止に役立つか。葛に負けないか。乞御期待。

[-] 2.2.3. 隣家の伸びたキンモクセイの一部伐採

東側隣家のキンモクセイ3本が4mほどに伸び、葉っぱや花粉でパネルを汚していて、 明らかに出力にも影響していました。

今回、隣家の方にご理解いただき、ばっさりと切らせていただきました。

梅雨を利用してパネル掃除もし、よく発電できるところまで回復することができました。

[-] 2.2.4. 焼却炉の追加

焼却炉をもう一本追加しました。

ワーカスレッド2本で、約2倍の材木処理量となります。

効果はてき面で、軽トラ1台分の雑草・竹・木を、3時間で燃やし尽せました。

思えば、最初は「コンポストで肥料化できればいいな」とトウシロの甘い考えを持っていましたが、 1年で思い知らされました。 全く役に立たない膨大な量の雑草で、ここまでしないといけなかった、ということです。

[-] 2.2.5. クラピア植え

1号基・2号基のまだクラピアを植えてなかった箇所にも今回植えました。 これもまた数年後が楽しみです。

なお、最初に植えた2号機の1ラインですが、まあまあクラピアで埋められています。

意外に他の雑草に負けているエリアもあって、そこはこまめに手でむしってます。

[-] 2.2.6. 気化熱を体感しました!

小学校の理科から習っていたはずの「気化熱」。

頭では分かっていても、どうも実感できないまま半世紀が経ってしまいました…w。

「夕方の打ち水が涼を運ぶ」と言われても、感じることができなかった鈍い私。

それが、今回実感したことでした。

きっかけは、昨年の某クラウドイベントの見学でもらったノベルティ・グッズのタオル。 それには「水に濡らしてぐるぐると20回空中で回転させて首に巻いて下さい」と。

ふとそれを思い出し、それをやってみたところ、すごくひんやりとタオルが冷えているではないですかw!

普通のぬるい水道水に浸しただけのタオルが、グンっと冷えているのです!。

首に巻くと、蒸し暑いこの季節、涼感もひとしおです。

「気化熱とはこのことか!!」と実感した次第でした。

ポイントは、20回回転させることです。ケツメイシだったかのコンサートの観客のように。

[-] 2.3. 不吉な予感

いやなものを見ました。東側隣家の庭が放置状態で、 そこに何十本も竹が伸びているのです。

これを2年放っておくと、確実に竹林になります。

そうなる前に、取り急ぎ、隣家の方の許可を得て、1m切りだけしてきました。

次回どうなるか、これもまた要チェックです。

[-] 2.4. 今後の対策

  1. 2箇所、フェンスが傾いてました。直す必要があります。

[-] 3. 2019/12 雑草対策(6)

色々とやることが多いのですが、今回は下記を行うだけで4日かかりましたorz:

法面に関しては、土砂崩れを押さえるため、安易な雑草刈りは止めて アジサイなどの低木をこの6月に植えることにします。

軽トラを格安(4〜5千円/1週間)で借りれるレンタカーを見つけたので、 軽トラ + 民泊、で格安で済ませました。

[-] 3.1. 良かったこと

  • 近隣の方のご理解もあって、そちらの方の土地から生えている雑草・竹類を こちらで刈る許可を得ることが出来ました。 今後はもう少し快適に雑草対策が出来ることになります。
  • 軽トラによる竹・雑草の運搬は正解でした。
  • 野生の桜の木が敷地内で生えていたので、邪魔にならないよう、北側の隅っこに 植え替えました。今後の成長を楽しみにしたいです。

[-] 3.2. 今後の対策

  • アジサイ苗の調達
  • 隣家の伸びたキンモクセイの一部伐採
  • 隣家との境界線に沿った竹や雑草の伐採
  • 焼却炉の追加
    • 1基だけでは容量不足。倍にする必要があります。
  • クラピア植え
  • 裏の竹やぶ

[-] 4. 2019/09 雑草対策(5)

防草シートを貼ったから大丈夫…と思っていたのは甘かったです。

近隣の方からクレームがありました。

現地に行ってみると、またもやジャングルに。

防草シートに植えたクラピアが繁茂していたのは良かったのですが、 防草シートの両脇から覆うように雑草が生えていたのです。

これが…雑草の3次元攻撃か…!

また、法面も、葛のツタがとんでもなく生えていて、 雑木にも絡みついてマウントの取り合い状態。

最下段にのみ防草シートを貼っていましたが、何の役にも立っていませんでした…。

[-] 4.1. 今後の対策

  • 軽トラを使った運搬
    • 猫車での6往復は疲れましたorz
  • 刈り役 + 焼却役
  • クラピア植え
  • ツタ繁茂前の伐採
  • 裏の竹やぶ

[-] 4.2. 帰路、新幹線「ひかり」が当たりでした

朝7時の新幹線。予約席はもうE席(2列窓側)は満席。 荷物が多いのでD席を取った。 偶然、一つ前の 7:33 ひかりの自由席ががらがらだったのでそちらに乗り換え。 E席取れたし、急ぐ旅ではないので、これで満足(^^)。

予約してしまった指定席は車掌さんにお願いしてキャンセルしてもらいました。 キャンセルしておかないと、私が予約しておいた席を誰も使えないことになるから。 差額は戻ってこなけど全然ok。

岡山駅って、ゴダイゴの「銀河鉄道999」なんですよ。 懐かしいしテンション上がりますw

[-] 5. 2019/05 雑草対策(4)

これまで1連だった防草シートを4連(3連 + 法面に1連)に敷きました。

これで、少なくともジャングルは防げるでしょう。 (→ 甘かったです。9月に判明します)

[-] 6. 2019/02 雑草対策(3)

懸念していた雑草(N年分堆積していました)、乾燥して火事になるか あるいは腐敗して虫が湧くか、いずれにしても良くありません。

業者に持ち帰りの見積りを依頼すると +8万円、とのこと…。

色々探して、高温焼却炉を設置しました (ダイオキシン出ないタイプなので ok)。

3年分の枯れ木・枯れ草を3日かけて燃やし尽くしました。

[-] 7. 2018/08 太陽光発電が支える列島の夏

太陽光に対するメディアの扱いも変わってきつつあります:

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO3405108010082018SHA000?s=1

猛暑でも節電要請なし 太陽光発電が支える列島の夏
2011年の東日本大震災以降、稼働する原子力発電所は大きく数を減らしている。なぜ
電力は足りているのか。その謎を解く鍵の一つが、ここ数年で急速に普及した太陽光
発電だ。
...
余裕の戦略を「ソーラーが支えているのは間違いない」(東電幹部)。

[-] 8. 2018/07 雑草対策(2)

所要で近くによる機会があったので、2週間という短い期間で再び 現地を訪れました。

残念なのは、40苗中3つが枯れていたこと(泣)。うち1つはほぼ完全に枯れており、 残りは青息吐息状態。

うまく根付かなかったのでしょうか。 今年は枯れ梅雨みたいですし、放っておいてうまく行くわけではないことを痛感しました。

ただ、残り 37/40 苗は、徐々にランナーを伸ばしつつあります。

全てに水をやり、様子を見ます。

幸い、天気予報に依れば明後日から梅雨が再開するようです。

[-] 9. 2018/06 雑草対策にクラピアを植えてみました。

結果は、乞うご期待??

[-] 9.1. パネルチェック

  • 真北の木の枝が伸びてきていて落ち葉や枯れた花がかなり覆っていたので清掃。
  • スネークトレイル等は一切なかった。なかなか優秀。
  • 割れなども無し。

[-] 9.2. 架台ボルト増し締め

太陽光仲間の投稿に刺激を受け、発電所もチェックしました。

今回は時間の関係で架台基礎部のみでしたが、意外と 10% くらいのネジが緩んでいました。

[-] 10. セミナー@山形県新庄市(2018/2/11)

ご縁あって、再生エネルギー関連のセミナー(無料)を受講したのですが、 大変良かったです。

[-] 10.1. 映画「日本と再生 --光と風のギガワット作戦」

大変説得力のある映画でした。

監督は河合宏之弁護士。 ググってみましたが、優秀な方のようで、信頼できそうです。

[-] 10.1.1. 「ドイツが再エネできているのはフランスの原発の電気を買っているから」と言うデマ

「ドイツはズル?」と言う目を惹くwサブタイトルの章では、 よく聞く「ドイツが再生エネルギーを推進できているのはフランスの原発の電気を買っているから」 が全くのデマであることを説明しています。

[-] 10.1.2. 確認事項

さて。

興味深い映画でしたが、映画の内容をただ鵜呑みにするだけでなく、 構造的に捉え直していきたいと思っています。 以下は、私が確認したいと思っている事項です:

  1. 25兆円の国内還流。 火力発電のために海外から調達している化石燃料(石油・天然ガス)代、 実に国家税収の半分です!。 これが100%再エネで賄われるとすると(=国内に還流すると)、 相当 GDP に貢献するでしょう。 ただ、私は4兆円と見積もっていました。確認したい点です。
  2. 再エネだけで電力を安定供給する方法
    • 風力・太陽光の出力は安定しない、と言われており、 一部の方から「質が低いエネルギー」と悪いイメージのレッテル貼りをされていますが、 そんなことはないことがこの映画で主張されています。 例えば、風力1つとっても、複数の風車が発電することで、高位安定可能、とのこと。 確かに、風のばらつきは瞬間的なものなので、これは可能かと。 更に、太陽光・バイオマス・地熱を組み合わせれば、更に高位安定可能、と。
    • もちろん、太陽光は確実に全て夜間止まるので、太陽光だけで高位安定は 不可能です^^; 再エネだけの組み合わせでもまだ足りないのかまでは分かりませんし、 そこは柔軟にミックスしつつ、徐々に原子力を停止していけばいいのではないでしょうか。

[-] 10.1.3. 吉原毅氏(城南信用金庫顧問)講演

  1. メガバンクは外資が大株主になっており、 株主を向いた経営をせざるを得ない状況になっている。
    • 顧客と株主の利益相反の股裂き状態は、既にアダム・スミスが指摘していた。
    • 「株の持ち合い」は、強すぎる株主の力を分散させる日本的知恵であった。
    • 地元の金融機関(地銀・信用金庫)はこのシガラミから逃れている。
  2. 「保守」とは孫の代までこの世を守り保っていく立場のこと
  3. 従来保守系だった読売・産経が原発に触れてこなかったのに、 日経が再エネにシフトしてきた。
  4. RE100 (Renewal Energy 100%)取得の起業 「再エネを推進している」と言う称号のようで、 日本はわずかに 2%
  5. 電力会社・大企業・マスメディア・政府、による原子力発電利権の シガラミが崩れ始めている。それは、再エネが安くなってきたことにある。
  6. ソーラシェアリング
    1. ソーラシェアリングとは、農地は現状のまま農作物を植えつつ、 高いところにパネルを設置して太陽光発電も行うこと。 農地を、農業と太陽光発電とでシェアする、ということ。
    2. 全くの日陰を作らないよう、面積比で30%ほどのみ太陽光パネルを敷く。 この影が農作物を30%減らすかというと全く減らなかった。 それはなぜかと言うと、「光飽和点」と言う生物の特性による。 強すぎる光に対しては人間も目をつむったり日陰に入ったりする。 それと同じで、植物も、強すぎる光に対してはそれ以上光合成しないように なっているとのこと。 従って、30%の面積で太陽光発電して残り70%を農作物に与える形でも、 農作物にとっては「丁度いい光加減」だったということ。
    3. 農水省もようやくソーラシェアリングの推進に去年から力を入れ始めた。
[-] 10.1.3.1. ソーラシェアリング、キーワードは「光飽和点」

上で光飽和点について書きましたが、 ソーラシェアリングを世界で初めて発明・特許をとられた長島彬氏は、 この「光飽和点」にピンときて ソーラシェアリングの発明に至ったそうです。

私も、この「光飽和点」、あるんじゃないかなーと薄々思っていたので、 僕もあと一歩(いや1000歩?)のところまでは来ていたのでしょうかw?

[-] 11. 岡山案件

[-] 11.1. 2017/09/16 岡山太陽光 改正FIT法に則って標識を掲げる

  • 一番南側、草刈り一部残った
  • ストーブを買ったが、今日は雨で使えず。でも、入り口の場所は 結構広いのでここで使えるだろう
  • 柵の棒が1つ折れていた。取り急ぎ、重いコンクリに突き刺して対応。 Φ20mm で折れやすい安物^^;

[-] 12. 岩手案件

とても良い物件が出ました。 予てから注目していた某会社が、東北の地に太陽光発電所を建設する、というのです。

僕が気に入っているのは、

  1. この会社の考えに賛同できること。
  2. 何年も前から誠実な活動をしており、信頼がおけること。
  3. 実績があること。他の土地でも既に何基も発電所を手がけている。
  4. 36円/kw であること。
  5. スクリュー架台
  6. 台湾製パネル。日本製か中国製か台湾製か。日本製はやはり高い。 中国製か台湾製かとなると、僕は台湾製を推す。

…と言ったあたりです。

[-] 12.1. 小岩井農場

「ここへ畑起してもいいかあ。」
「いいぞお。」森が一斉いっせいにこたえました。

私の好きな宮沢賢治の小説 「狼森と笊森、盗森」 の一節です。

人が森に謙虚に問いかけ森が答える --この小説の中で私の一番好きな箇所です(*)。

この小説の舞台が小岩井農場であることを知ったのは、つい今年の8月でした。

そして、この岩手案件の縁がなければ、この場所を知ることもありませんでした。

10代の頃読んだ心に残った小説が、巡り巡って岩手太陽光 → 近くの小岩井農場 → 狼森、とつながることになるとは思いもよりませんでした。

不思議なご縁を感じた次第です。

((*)時々人は謙虚さを忘れてしまうのですが(^^;)

[-] 12.2. 雪の影響

東北以北や日本海側での太陽光発電は、雪が懸念されることと思います。

事実、現場に見学に行って話を聞くと、「雪をナメてると痛い目にあいますよーw」 と言われましたw。

数年前、1m以上の降雪が山梨県で発生し、 雪の重みでパネルが変形し使い物にならなくなる事件が発生しましたが、 これだけは避けたいので傾斜角は20°以上は必要です。

逆に言うと、それ以外、例えば降雪で発電量が減ってしまうことは 僕は想定<内>なのです。

なぜかと言うと、「人の行く裏に道あり花の山」だからです。

東北だから・北国だから…と言う理由で人が避けるのであれば、逆に言うと、 そこには誰も見つけていないきれいな花がまだたくさん咲いている、と言うことです。

もちろん、四国や九州では発電抑制が働き始めているし、 東北電力でも、これ以上の申請は出来ないところまで来ています (申請できていれば発電はok。 ここは電力会社側で送電容量をあらかじめ計算してくれるからです)。

しかし、日本全体でまだまだ再エネは15%程度(2017年時点)。

送電網を整備しなおして50%以上にしないと、 日本のエネルギーの自立は成し得ない、と僕は考えています。

現時点でも電力会社への接続申請が通る限りは再エネを推進できるわけですし、 送電網を設計しなおすことで太陽光だけで50%・他の再エネと合わせて70〜80%、 もちろん従来の発電方式をベースロードとする考えも全否定はできないですし、 今すぐ廃炉にするのも却ってコスト高となるようであれば、 徐々に廃炉に持っていくことも含めてエネルギーポートフォリオを組んでいければ、 と思っています。

[-] 12.3. 融資までの長い道

金融シロウトである僕にとって融資は1つの高いハードルでしたが、 やってみるものでした。

また、改めて思ったのは、不動産の威力です。

[-] 12.3.1. 玉砕の連続

2016年6月末、岡山の案件が稼動を始めた直後に本件(の第一期)を知りさっそく 融資を打診したのですが、そこから1年間、全ての金融機関に断られてきました。

  1. 2016/08/22 日本政策金融公庫からやんわりと断られます。 1基目・2基目が無事稼働し、3基目の案件を探していたところ ここの第一期を見つけたのですが、 融資が可能か日本政策金融公庫に問い合わせたところ、 「厳しいだろう」との回答が(´・ω・`)ショボーン 理由は以下でした:
    • 借地の場合、地上権もしくは賃借権の設定が必要。 (仮に地主が「出て行け」と言った場合のリスクなど)
    • ある程度の売上実績がないと次の融資は難しい。 具体的には借入金の 50% まで返済
    • 当時は太陽光への融資は金利を優遇していたが、今は風向きが変わっている。
    • 「私どもの中小企業様への融資はX00万円が通常のところを、 ○○様(僕)には***万円融資しており(特に秘す(w))、既にかなり大きく融資している。
    …と。で次を模索するわけです。
  2. 2016/08/25 M信託銀行の不動産担保ローンもあっさり断られます。 僕個人の取引先の1つであるM信託銀行が、個人向け不動産担保ローンをやっているので 相談してみたのですが、あっさりと断られました。 まあ、額がこれまでの倍だし、担保となる不動産も
    • ローン中
    • 既に前回の融資で担保として提出中
    つまり第2抵当(って言うのかな?)になり、相当条件としては厳しいわけで、 断られて当然なんでしょうね…。 もちろん、銀行側が正しいです。 で。 ABL(Asset Based Lending --動産担保融資)が使えないか、他の金融機関を あたってみることにしました。
  3. 2016/08/29 S銀行に ABL を持ちかけるも玉砕w …S銀行、メガバンクで「再エネにも積極的に取り組んでいます」メッセージが ホームページにあるので打診してみたのですが、「10MW 以上を対象としています」 とあっさり玉砕。 世間は甘くないっ!と思った次第です。
  4. 2016/10/20 O信販からのしぶーい回答 信販なら大丈夫かなー、と甘い期待をしていたのですが、 O信販からも「無理ですねぇ」とのこと…。
  5. 2016/10/24 T.T地方銀行も門前払いでした。 ABLを持ち出すも、関東圏でないから、と断られてしまいました〜。
  6. 2016/10/24 eloan で融資先を探す。 検索していて e-loan https://www.eloan.co.jp/ なるサイトを見つけました。 ここで幾つかあたってみることに。さて?!
  7. 2016/10/26 T.S地方銀行から、丁寧ながらもお断りされる 理由は1つ。不動産担保が不十分、ということ。 お電話いただいた方は丁寧な対応で、嫌な気はしませんでした。 T.S地方銀行、ビジネスローンも扱っていると言うので、あたってみるか…。
  8. 2017/04/27 JY銀行から、地盤でないとお断りされました。 太陽光に前向きな JY銀行に相談してみたのだけど、現地が地盤でないと言うことでお断りされましたorz これが太陽光の土地がこの銀行の管轄の圏内であったら、前向きな回答も 得られそうな雰囲気だっただけに、残念な結果でした…。
  9. 2017/07/21 巡り巡って元の日本政策金融公庫に、 融資額を下げ(=自腹額を増やし)、1年(融資猶予期間も含めると2年以上)の実績 を引っさげて、ダメ元で融資申請をしてみました。 当初、「かなり厳しいでしょう」と言われていたのですが、 本案件の提供元のご協力もあり、遂に融資審査がおりました!!

以下、審査が通った理由について考察してみたいと思います。

[-] 12.3.2. 銀行受難の時代

融資頂いた金融機関様には申し訳ないのですが、 僕は長期的には銀行は数分の1に縮小していかざるを得ない存在だと思っています。

理由は、

  1. 債権・株式などの直接金融へのシフト
  2. ブロックチェーン等の Fintech
    1. Fintech により為替手数料は限りなくゼロに
    2. Fintech により送金手数料は限りなくゼロに
  3. マイナス金利

…と言った辺りです。

加えてのマイナス金利。地銀頭取が地元の名士だった時代はもう終わりを告げるのではないでしょうか。

もちろん、今すぐなくなるとは思っていません。 バブル崩壊後27年、銀行も幾つか潰れましたが、皆生き残りをかけて頑張っています。

しかし、逆風は一時のものではなく、ここ数千年の金融業の歴史の、 ここ数十年の IT 化による数万倍もの効率化 = 数万分の1へのコスト圧縮、 なのです。 例えば あまりに残念な地銀の実態 でしょうか。

つまり、金融機関も利益を求めて、融資先を求めているのです。

[-] 12.3.3. 本位財

僕は某所に猫の額ほどの不動産を持っています(ローン付きw)。

この不動産がこれほど価値を持つとは思いませんでした。

今回の融資審査が通ったのも、この不動産のおかげです。

今回、「不動産の現在価値 - ローン残高」目一杯の根抵当権を設定してもらいました。 つまり、太陽光投資に失敗したら不動産全部持って行かれる覚悟で融資を お願いした、ということです。

もうこれ以上の(My不相談を担保としての)太陽光投資は不可能ですが、 それはそれとして、不動産の価値を改めて実感しました。

もちろん、「ABL に消極的」とか色々批判出来る点はあるとは思いますが、 ここではそれは置いておいて、不動産の価値について考えてみたいのです。

落合莞爾先生が言われる「本位財」とは何かを改めて考えるとともに、 日本の「和」の深い意味について考えざるを得ないのでした。

不動産がなぜ価値を持つのか、については、落合先生が http://www.kishu-bunka.org/mirai/risen4.htm にて大変興味深い考察をされています。

最近では、「金・○△、に加えて「戸籍」が本位財なのでは?」 と先生は考察されています。

「戸籍が本位財」、の意味するところは僕はまだ分かりませんが、 土地本位制と関係があるのではないか、と僕は予想しています。

[-] 12.3.4. 「良い借金」

レイ・ダリオと言うファンド運営会社CEO がいます。

この人がまとめた経済現象に関する短い動画は、非常に示唆に富んでいます:

この中で、良い借金と悪い借金について述べている箇所があります。

僕は従来、「借金は全て悪で、でも家だけは巨額だから仕方ない^^;。 でも車ですら借金で買うのは駄目な行為だ!(`・ω・´)キリッ」と思っていました。

でも、「良い借金」とは何かを学んで、ほんの少しだけ考えを改めました。

それは、事業など、将来の発展のための借金はしてよい借金だ、ということです。

とは言いつつも、バリュー投資家の大竹愼一先生は、 企業の設備投資などの借金ですらも「安易な借金」を戒めていますので、 ここは例え良い借金といえども慎重な運用が必要であることに違いはありません。

また、「低金利は企業に安易な借金を助長してしまう」として、 金利は2〜5%が正常、との考えも示されています。

そんな中、不動産担保・低金利・もうひとつ、を武器に、僕は目一杯の 借金をしました。

心していかなければいけない、と思っています。






Generated by juli 2.3.2