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TV東京「危機のカナリア」 > 「マスク氏も注目！ヒートポンプ」(2023/05/20 放送) を観ました。
ヒートポンプ。投入電気エネルギー 1 に対して 7 の熱エネルギーを得ることができる、と聞いて
ん？エネルギー保存則的にどういうこと？
と思い、調べてみました。なるほど、興味深いです。
- 東京電力さんのページより:
大気中などの熱を集めて移動させるシステムです。電力は熱を運ぶ動力として使うため、少しの電力で大きな熱を利用することがでる、と。
- 一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターさんのページ
の図がわかりやすいです:
電気は熱移動にだけ使う、と。
で、大元の熱エネルギーは室外の熱を利用する、と。
ふむふむ、エネルギー保存に反しているわけではなく、熱移動を行う点がポイントなわけですね。
そして、既にエアコンや冷蔵庫で使われている技術だ、と。
原理としては19世紀の熱力学で既に確立されており、
- しばらくは冷蔵庫などの冷却技術として利用
- 1970年代に熱回収による加熱にも応用
- 適切な条件下で利用すれば省エネルギーや CO2 排出量削減が可能
- 近年、大幅に効率が向上
と。
ヒートポンプ(Wikipedia) によると、EU ではヒートポンプも再生可能エネルギーの１つとされているそうです。
大変興味深い技術です。
[-] 1. エコキュート vs エコジョーズ
余談ですが、給湯器でよく聞く「エコキュート」や「エコジョーズ」。
どう違うのか、調べてみました。
| エコキュート | エコジョーズ | |
|---|---|---|
| 駆動エネルギー | 電気 | ガス |
| 動作原理 | ヒートポンプ | ガスによる熱交換 |
| 初期費用 | 60万円〜 | 20万円〜 |
| ランニングコスト | 安い | やや高い |
もちろん、エコジョーズは従来型給湯器よりも効率は良いため、 初期費用は6年〜10年で回収できるとのことです(ネット情報)。
エコキュートの場合も、7年ほどで回収できるとのことです(ネット情報)。
稼働時のコスト削減 = エネルギー節約、とは言えそうです。
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