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私は、財務諸表の意義を大竹愼一氏やバフェットから学びました。
大竹氏はその著書の中で財務諸表の読み方を活き活きと描写してくれます。
曰く、
などなどです。
バフェットの書からも、具体的な財務諸表の読み方を教わりました。
その視点(株式投資の視点)から、ウェルス・テクノロジーの成績を見てみましょう。
TODO: 自己資本比率
\項目 年度\ |
粗利益率[%] | SGA比率[%] | 支払い利息比率[%] | ROA[%] | 借入金短長比[%] | 負債比率[%] |
---|---|---|---|---|---|---|
05 | 100 | 82 | 27 | 0.5 | 0 | n/a |
06 | 100 | 64 | 18 | 2.2 | 0 | 119 |
07 | 100 | 172 | n/a | n/a | 0 | -15 |
08 | 100 | 183 | n/a | n/a | 0 | -713 |
09 | 100 | 151 | n/a | n/a | 0 | -497 |
バフェット基準 | >= 40 | <= 30 | <= 15 | <= 1 | <= 0.8 |
昨年は決算報告を忘れていました。。m(__)m ので、2期まとめてのご報告とさせてください。
負債比率が8期から急増していますが、計算式に誤りがあっただけで、 内容に変化はありません。相変わらず負債だらけではありますが。。
SGA比率(「販売費及び一般管理費」比率、販売費及び一般管理費 / 売上総利益) が徐々に下がってきているのはよい傾向です。
出費はもう少し抑えていきます。
ようやくドラッカーの経営論も読み始めました。 なるほど、素晴らしいことが書かれています。
こういった経営論は大企業にしか通じない、と言うご意見をどこかのニュースで読みました。
なるほど、高度に理論的な点ではそうかもしれません。
ただ、「経営とは顧客の創造」とはドラッカーの一番有名な言葉ですが、 なるほど、と思いました。 なぜならば、顧客を創造せず独りよがりなケースを身近で見てきたからでした。
これからもウェルス・テクノロジーを発展させていくための礎としたいと思います。
粗利益率 | = 粗利益 / 売上高 |
= (売上高 - 売上原価) / 売上高 |
太陽の恵みのなんと大きいことか。
アマテラスの時代から、地球上の生命は太陽なくしてはありえないことを 実感します。
別名「販売費及び一般管理費」比率
SGA比率 | = 販売費及び一般管理費 / 売上総利益 |
前記 64% に比べ急上昇してしまい 172% に。
原因は、減価償却費をこれまできちんと計上してこなかったのを今期から きちんと計上したことによる一般管理費の上昇のため、です。
参考までに前年度と同じ計算式だと 57% に改善はしていますが、 あまり意味がないのでここまでとします。
いずれにしてもバフェット基準(<30%)には遠く及ばず、です。。
支払い利息比率 | = 支払利息 / 営業利益 |
減価償却費の計上で営業利益が今期はマイナスになり、そのために 今期の支払い利息比率は n/a とします。。
ROA(総資産利益率) | = 純利益 / 総資産 |
上に同じく。。
借入金短長比 | = 短期借入金 / 長期借入金 |
今年も短期借入金は0です。 利益がマイナスとは言え、事情は前期までと変わらず、目先の借金はしておりません。
ウェルス・テクノロジーは今期も健全経営。
負債比率 = 負債合計 / 純資産合計
マイナスの意味は、純資産がマイナスのためです。
バフェット基準 0.8 以下、と比較も出来ない数字ですが、 負債合計が減っているのは確かなことをここにご報告します。
資産割れを起こしていた前年に比べ、今期はようやく経営云々を言えるレベルに なりました。
ただ、バフェット基準を大きく満たしてない項目もあり、 会社価値的には全くお話しにならないレベルであります。
大竹愼一氏の金言
経営とはキャッシュフローを積み上げること
の視点も念頭に07期の経営を進める所存です。
粗利益率 | = 粗利益 / 売上高 |
= (売上高 - 売上原価) / 売上高 |
毎度のことながら原価0円なので粗利益率 = 100%
別名「販売費及び一般管理費」比率
SGA比率 | = 販売費及び一般管理費 / 売上総利益 |
前期に比べて減少しているのですが、まだバフェット基準(30%)を満たしていません。。
支払い利息比率 | = 支払利息 / 営業利益 |
前期より改善し、バフェット基準までもう一歩のところまできました。
ROA(総資産利益率) | = 純利益 / 総資産 |
前期からぐっと改善できた箇所です。
ただし、優良企業の数値よりには程遠い。。
借入金短長比 | = 短期借入金 / 長期借入金 |
今年も短期借入金は0です。 ウェルス・テクノロジーは今期も健全経営で回っております。
負債比率 = 負債合計 / 純資産合計
バフェット基準 0.8 以下、を大幅に超えている 119 。
ちなみに前期は n/a (純資産が負のため)。
やっと土俵の上に立つことが許されたレベルであります。
第4期後半から稼動が始まった太陽光のおかげで、 第5期はまるまる一年間太陽光による収益がありました。
太陽光でどれほど会社を運営できるものなのか自分自身興味ありましたが、 今日、その決算を報告させていただきます。
結論から言いますと散々な結果でした。
詳しくは後に述べるとして、その前に、財務諸表について一節。
今期中に資本をプラスにすることはできませんでした。
予想外にコストがかかっており、来期は、よりいっそう出費を抑える努力を行います。
具体的には、
以下、具体的数字は差し控えますが、比で表せる指標を挙げます。
粗利益率: | 100% |
SGA比率: | _82% |
支払い利息比率: | _27% |
ROA: | __0.45% |
借入金短長比: | __0% |
負債比率: | n/a |
(※ ↑桁を合わせるために 2桁数字には '_'(アンダースコア)を頭につけています。 マイナスではありませんw)
原価は0円(太陽光)なので、粗利益率は 100% 。
バフェットの銘柄選択の基準は
粗利益率 >= 40%
なので、この点に関してはウェルス・テクノロジーは合格でしょうか。
バフェット基準は:
粗利益に対するSGA比率 <= 30%
なので、ウェルス・テクノロジーは論外ですね。。
バフェット基準は:
営業利益に占める支払い利息比率 <= 15%
です。
100%に近い会社や100%を超えるような会社は借金の金利で利益が全て吹っ飛んでしまっている、 ということです。
借入金は低いほど良いわけですが、バフェットはそこに 15%以下、 と言う基準を与えてくれています。
うーん、だめですね、ウェルス・テクノロジーは。。
自分の経験から言うと、人間の大きな弱点はふたつある。それは酒とレバレッジだ。 バフェット、p.86
ここに公表するのも恥ずかしい数字ではあります。
太陽光発電は初期設備投資コストの大きい事業のため、ROA はどうしても 低くなりがちです(言い訳)。
借入金の長短について検索すると、会計的にはどちらかに偏ることなく バランスをとったものが良いとのこと。
バフェット的には
短期 / 長期 <= 1
である必要があるとのこと。
ウェルス・テクノロジーでは短期借入はゼロなので、この点は合格でしょうか。
バフェット的には
負債比率 = 負債合計 / 純資産合計 <= 0.8
が合格。
ウェルス・テクノロジーは全くの不合格です。。